中国輸入は利益率が高いって本当?

船原

こんばんわ!船原です。

さて、中国輸入と言ったら

「利益率が高いビジネス」

というイメージがあると思いますが、それは本当なのでしょうか?

今日は、その辺りを考えていきましょう。

まず、始めに

「利益率」

とはなんぞや?ということから考えていきたいと思います。

利益率とは??

そもそも「利益」にはいろいろあります。

 
・粗利益(売上総利益)
・営業利益
・経常利益
・税引前利益
・純利益

この中でいわゆる「利益率」として使っているのは粗利益でしょう。

粗利益の算出方法はとてもシンプルで

売上ー原価

です。

営業利益はそこから販売管理にかかった経費をマイナスします。

例えば、


•家賃、人件費などの固定費
•支払い手数料(Amazonの手数料とか)
•支払報酬(税理士に支払いする金額とか)

などなどです。

ビジネスの目的は、粗利益を伸ばすことより営業利益を伸ばすことに近いです。

どれだけ粗利益が出ても、経費がかかりすぎていたら営業利益は小さくなりますし、赤字になることもありますね。

ということで、営業利益は非常に重要なのですが、基本的に物販で「利益率高いねぇ」みたいな話になる時は粗利益を用いています。

家賃とか人件費とかはその会社のスケールなどに比例しますし、そもそも一人でやっている人なんかは家賃もかからない、人件費もかからない・・・みたいな状況であることも多いので。

さて、先ほど粗利益は、「売上ー原価」と言いましたが、

ここではさらに「原価とはなんぞや?」という話になってきます。

原価とは??

原価とは、物販の場合その売上を上げるために必要だった商品のことです。

つまり、いくら分の商品が売れたんかなと。

※仕入れ金額ではないことにご注意ください。

また、ではその原価に

国際送料は含むのか?
Amazonの手数料は含むのか?
国内送料は含むのか?

などなど、いろんなスタンダードがでてきますね。

一般的に、そして、基本的に、会計的に原価に販売手数料は含めません!

ということで、「粗利30%」と言ったら、基本的にはそこから販売手数料がマイナスされます。

例えば、当社の中国輸入の主力良品の粗利益率は65%ですが、実際はそこに販売手数料がかかりますので、実際は57%くらいになります。

また、これまた基本的な話で言うと原価に国際送料を含むとしているところが多いです。

この辺りは

「在庫金額」

をどのように見積もるかという観点から考える必要があります。

というのも、原価というのは先程も言ったように売れた商品の在庫金額と等しいわけです。

もし、販売手数料や国内送料など売れた後に発生する経費を原価に含めてしまうと、(というか売れてないのに含められませんが)在庫金額が実態より過大になってしまいますね。

・・・という認識にお互い立ちながら、利益率について議論すると話が噛み合っていいですね。

ということで、

中国輸入はとても利益率が高い

です。

粗利益率は

50%から70%くらいも可能

です。

今まで売った中で一番利益率が高いのは90%くらいのものもありましたね。

ただ、そこに国内の送料や販売手数料を入れると50%から60%くらいになりました。(要は単価が低い商品でした)

利益率が高いと何がいいのかというと、

今持っている資金が少なかったとしても大きな売上を上げることが出来る
ということです。

このあたりが初心者にも向いているというポイントですね。

では、また明日。

追伸

動画はすべてご覧頂けましたか?見逃した動画がある方はこちらからどうぞ!

■動画1:個人で輸入ビジネスを始める方法①ネット物販ビジネスの大きなメリットとは?

■動画2:個人で輸入ビジネスを始める方法②初心者は中国輸入をどのようなステップで始めていけば良いか?

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