暇だったので、ふと思いつきでJOKERさんになってみた僕です。ハロウィンも近いんでね。
この記事を書いてる人物
所詮ビビりなので1人バルセロナの街を歩く度胸はなく、写真撮ってすぐ顔洗いましたが。
さて、今回のテーマは「悪役」です。
フロイト、ユングと並ぶ、心理学三大巨匠の1人アドラー。アドラー心理学の第一人者、岸見一郎氏が解説するベストセラー【嫌われる勇気】によると、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と説明されています。
「周りの目を気にすること、誰かと自分を比較することをやめれば、自分らしい生き方ができるさ」僕がこの本を読んで自分なりに理解したことです。
本当はこう思うんだけどな...。でも、みんな賛成してるから自分もそれで...。
本当はコレ食べたいけど、アイツまた揚げ物食べてるよって思われたくないから今日はコッチで...。
本当はもっとこうしたい...!けどそんなこと言ったらどう思われるだろう...。
って考えてたら息が詰まります。けど、それが日本社会での暮らしだったりもします。
海外生活しててよく思うのは、外人は日本人と比べて、全然周りの目を気にしてないということ。パッと見でもわかります。
警察官だってタトゥー入れてるし、ものすごい巨漢の女性がへそ出しして歩いてたり、ゲイカップルが手をつないで歩いてるとか、ストリートライブ中に不労者が乱入して踊りだすなどなど。
どれもこれも日本だったらコソコソ言われそうなものですが、海外では無縁。
僕を含め、海外での暮らしがいいなぁって思う人は、この周りを気にせずに生きられる空気に良さを感じてることが多いです。
そんな環境で暮らして約3年。
僕もすっかり人目を気にすることなくなったと感じていた数日前、ふと目にしたのが映画JOKERのポスター。こんなやつ。
「悪役」...。
マンガ、ドラマ、映画。
これまでに見た悪役をいろいろ思い返してみましたが、周りの目を気にせず言いたいこと言って、思うまま自由に過ごして、一直線に我が道を行くのは「悪役」なのでは...?
世の中成功者に学べは多いけど、悪役に学べは少ない。もしかしたら意外と、悪に染まることでなにか新たに見えることがあるのかも...。
人間の幅を広げられるかもしれない...!こういうのはやってみればわかる。
ということで、やってみた。
場所:ボディペインティングの学校(スペイン)
ペイントしてくれた人:レオナルド(メキシコ人)
ペイントしてもらった人:僕(日本人)
ややこしい。レオナルドはペイント前日にJOKER観たらしくノリノリでした。
ちなみにココに行きつくまでの流れは、
①街でJOKERのポスターを見る
②どうやったらJOKERになれるのか調べる→自分ではうまくできなそうと感じる。
③やってくれる人いないか調べる→ボディペインティングの学校見つける。
④学校に突撃してみる→やってくれるというので予約する。
⑤よろしく頼む
コチラは【Academia de Body Painting】というレオナルドの学校で、このようになかなかやっちゃってる集団のたまり場。
レオナルドはコレ
僕のレベルでは世界観がわかりません。
悪役に学ぼうと言ってもね、中身までいきなりアレコレ変えられないのが人ってものです。ただ、本来の自分をなかなか出せないのであれば、「キャラクターとして演じてみる」という視点は、人によってありのままの自分を出すひとつの手段になるのかもとは思いました。
一歩踏み出したいというあなた、まずはJOKERになってみてはいかがでしょう?
っていうか僕、JOKER観てないんですけどね。
完
オマケ
僕がJOKERさんになるまでの映像があるので、一応添付します。もし興味があればご覧ください。断っておきますが、おもしろくはありません。